【瞑想meditation】チャクラを開く・開花

引きよせの法則

チャクラとは、インドのヴェーダやタントラに由来する、人間の体に存在するエネルギーの中心点です。サンスクリット語で「車輪」「回転」を意味し、人間の身体と精神をつなぐ気の通り道のスポットとして考えられています。脊髄の基底から頭頂まで、背骨に沿って7つのチャクラが存在し、これらのチャクラが適切にバランスが取れていると、心身ともに健康でいられると言われています。

チャクラは、エネルギーの循環点であり、心と体のバランスを整えるのに役立つと考えられています。チャクラを活性化させることで、心の安定や潜在能力の開花が期待できると言われています。

7つのチャクラはぞれ異なる意味や役割を持ち、以下のとおりです。

第1チャクラ(根源チャクラ) 

  • ムーラーダーラ・チャクラ(mūlādhāra-cakra):身体の基礎、生きる根源的なエネルギーに関わる。大地のようにしっかりとした土台をつくるエネルギー。
  • キーワード:生命力、集中力、エネルギー、グラウンディング、活力、安定
  • チャクラの位置:脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)、骨盤の底、頸部
  • 不足すると:恐れ・不安・逃避・躰と心の不調和・落ち着かない
  • 整うと:安心感・安全・安定・躰の健康・地に足がついた感覚
  • 活性化させる方法:自然を感じる・素足で地面/地球を感じる・躰を愛おしむ

第2チャクラ(性エネルギーチャクラ)

  • スワーディシュターナ・チャクラ(svādhişţhāna-cakra):行動力、創造性、感情、喜びに関わる。自立して充実した人生を生み出すエネルギー。
  • キーワード:バイタリティ・行動力・開拓心・性的エネルギーの開花
  • チャクラの位置:尾骨・子宮・丹田
  • 不足すると:感情の麻痺・欲望や情熱の欠落・鈍感・他人を受け入れない・性への恐怖
  • 整うと:喜びを楽しめる・感謝の心・変化の受容・性的満足
  • 活性化させる方法:丹田を意識した呼吸・腹式呼吸

第3チャクラ(太陽神経叢チャクラ)

  • マニプーラ・チャクラ(maņipūra-cakra):自己の意志、自己肯定感、自信に関わる。自分を認め自信を持って生きる、自分の魅力を高めるエネルギー。
  • キーワード:決断・行動・ポジティブ・意志・自己肯定
  • チャクラの位置:腹部の臍のあたり、腰・へその後ろ
  • 不足すると:受け身・服従傾向・エネルギー不足・躰の冷え・自尊心の低さ・自信のなさ・意志の弱さ・ネガティブ思考
  • 整うと:責任感・頼りがいがある・鍛錬・ポジティブ・精力的・目標に向かう強い心
  • 活性化させる方法:火を感じる・おなかを温める(冷やさない)・辛い物を食べる

第4チャクラ(ハートチャクラ)

  • アナーハタ・チャクラ(anāhata-cakra):愛、共感、包容力、自己開示に関わる。愛を感じたいとき、許し与えたいとき、認め合いたいときのエネルギー。
  • キーワード:愛情・思いやり・調和・安心感・バランス・受容
  • チャクラの位置:胸、心臓の後ろあたり
  • 不足すると:社交嫌い・内気・批判的・孤立・孤独・親密になることの恐れ・閉塞感
  • 整うと:思いやり・共感・素直・自己愛・平和・精神的安定・自己受容
  • 活性化させる方法:胸に手を当てる・感謝する・許す・大切な人を思いやる

第5チャクラ(喉チャクラ)

  • ヴィシュッダ・チャクラ(viśuddha-cakra):自己表現、コミュニケーション、発信力に関わる。自分の声を発信する、勇気と責任をもって自由に自己を表現するエネルギー。
  • キーワード:表現力・コミュニケーション能力・自己の声(思い・意志)を外に出す
  • チャクラの位置:喉
  • 不足すると:思ったことを言葉に出せない・話すことへの恐怖・秘密主義・内気・小声
  • 整うと:良好なコミュニケーション・自己対話・聞き上手・空気を読む力
  • 活性化させる方法:音楽を楽しむ・大声で歌う・語る・思いを表現する

第6チャクラ(眉間チャクラ)

  • アージュニャー・チャクラ(ājñā-cakra):直感、洞察力、知覚、霊性に関わる。インスピレーションを得たいとき、洞察力・直観力を高めるエネルギー。
  • キーワード:直感・洞察力・内省・想像力・右脳左脳のバランス
  • チャクラの位置:頭部の中心・松果体・眉間・第3の目
  • 不足すると:創造力の欠如・鈍感・拒絶・視野が狭い
  • 整うと:強い直感・クリエイティブ・洞察力・創造力・視覚化能力・導く力
  • 活性化させる方法:朝日夕日をあびる・松果体を活性化させる音楽を聴く・リラックス

第7チャクラ(頂点チャクラ)

  • サハスラーラ(sahasrāra):精神的な意識、神聖さ、宇宙へのつながりに関わる。高次元や自分の霊性とつながる、より意識的に生きるためのエネルギー。
  • キーワード:静・智慧・解放・深い癒し・気づき・つながり
  • チャクラの位置:頭頂・躰の外
  • 不足すると:心を閉ざす・頑固・無感動・スピリチュアル分野を軽視
  • 整うと:スピリチュアルなつながりを感じる・意識の開放・智慧・自己の境界線が薄れる・あらゆるものとのつながりを感じる
  • 活性化させる方法:瞑想・宇宙を感じる・自然を感じる・神聖な場所に行く

チャクラは、どこか1点を活性化させるだけではバランスに欠きます。全体のバランスを調整しより良い状態に導くことが理想であり目標です。また、チャクラの正しい状態と云うものはありません。全ての「車輪」が調子よく回り自身のエネルギーが常に活性していることで、心身ともにエネルギーに満ちた状態を保つことができます。

日常に瞑想を取り入れることで確実にチャクラは活性化されます。毎日をエネルギッシュに、より豊かに過ごすため、先ずは心をチャクラを整えることをはじめてみませんか。

                                   

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